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「兼六園」内に佇む『兼六亭』では「名物じぶそば」をはじめ、四季折々の絶品料理を食すことができます。
この記事では『兼六亭』の魅力を余すところなく紹介します。
落ち着いた和の雰囲気とおもてなしに心癒される場所ですので、ぜひ参考にしてください。
※2024年5月に行きました。
『兼六亭』は「兼六園」内の歴史ある料理屋
『兼六亭』は「兼六園」内の日本最古の噴水前にお店を構える園内の景色を眺めながら地元食材が楽しめる料理屋です。
兼六園の歴史は延宝4年(1676年)まで遡りますが、『兼六亭』は大正7年(1918年)に「兼六写真園」として現在の場所で開業し、その後長い年月を経て、料理屋としてリニューアルオープンしました。1
現在は四代目亭主・宇田 直人さんのもと、「殿様のおもてなしを今に伝える」というコンセプトで、現代の文化を取り入れながらも、歴史的な雰囲気を大切にされています。1
伝統的な加賀料理を食すことができ、人気メニューの郷土料理「治部煮」をのせた元祖「名物じぶそば」が有名です。
落ち着いた和の雰囲気が魅力
『兼六亭』に足を踏み入れてまず感じたのは落ち着いた和の雰囲気。
店内は穏やかな空間が広がっており、この時期は大きな窓から兼六園の美しい新緑を眺めることができます。
壁には心が揺らぐことなく、落ち着いた状態を保つことを意味する「不動心」と書かれた掛け軸があり、この言葉通り背景の和風の壁や生け花も含めて、雰囲気のあるインテリアです。
座席はカウンター席が10席、4人掛けテーブル席が6組配置されています。
テーブル席は広々としており、家族連れやグループでの利用にも対応していますので、お子様連れやご年配の方が訪れてもゆったりできるはずです。
店内では控えめな音量で和風の音楽が流れており、視覚だけでなく聴覚からもリラックスできる心地よい環境です。
お土産コーナーでは「水引飾り」、「輪島塗箸」、「加賀棒茶クッキー」、「茶道体験セット」などが販売されており、金沢の伝統を感じる素敵なお土産を見つけることができます。
今回は「冷しじぶそばと加賀野菜の天丼」と「名物じぶそば」をチョイス
今回注文したのは、この時期にピッタリな「冷しじぶそばと加賀野菜の天丼」と人気定番メニュー「名物じぶそば」。
「冷しじぶそば」は暑い季節にちょうどよく、そばのコシがしっかりと感じられて喉越しも爽やか。
特製出汁は冷たいものの風味を損なわず、そばの味わいをしっかりと引き立てています。
加賀野菜の天丼は、新鮮な地元野菜を天ぷらにして提供されており、タレがしっかりと染み込んでいます。
レンコンのシャキシャキとした食感を楽しむことができ、タレとのバランスも絶妙です。
もう一品の「名物じぶそば」は『兼六亭』の人気定番メニュー。
カリッと焼かれた鶏肉と加賀れんこんが練りこまれた特製そばで出汁の香りがとても豊かです。
鶏肉の凝縮された旨味と温かいそばとの相性が抜群です。
どちらのメニューにもジュレと地元野菜のお浸しが添えられていて、瑞々しさが加わることで、最後まで飽きずに美味しく楽しめます。
加賀棒茶の羊羹も一緒に提供され、優しい食感と棒茶の豊かな香りは、食事の締めくくりにピッタリ。
今回はランチをいただきましたが、『兼六亭』ではカフェ、朝食(要予約)、夕食(幻庵コースは要予約)も提供されていますので、次回はランチ以外の時間帯にも訪れてみたいと思います。
『兼六亭』の営業時間、定休日など
住所 | 金沢市兼六町1-20(兼六園内) |
電話番号 | 076-261-3783(兼六亭) 076-204-8833(幻庵) |
営業時間 | 朝食:9:00〜11:00(要予約) 昼食:11:00~14:00 カフェ:9:00~16:00 幻庵:11:30〜または13:00〜、18:00~(要予約) |
定休日 | 不定休 |
公式ホームページ | https://kenrokutei.com |
@kenrokutei | |
https://www.facebook.com/ken6tei/ |
まとめ
この記事をまとめます。
- 『兼六亭』は「兼六園」内の歴史ある料理屋
- 落ち着いた和の雰囲気が特徴
- 店内から眺めることが可能な兼六園の四季折々の景色が素敵
- 人気定番メニューは「名物じぶそば」
- 地元石川の食材が楽しめる
兼六園を散策した後は『兼六亭』に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
参照元
- https://kenrokutei.com/about/ 兼六亭について
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